知っている人には常識かもしれませんが、LaTeX 文書に PNG とかの画像ファイルを取り込むとき、
\documentclass[dvipdfmx]{jarticle}
\usepackage{graphicx}
のように \documentclass{}
のオプションに "dvipdfmx"
を書いたうえで、文書中に
などと書いて\includegraphics[width=5cm]{aaa.png}
platex a.tex dvipdfmx a.dvi
で a.pdf ができ、無事 aaa.png が文書に取り込まれます。
私の(昔の)知識では、"dvipdfmx"
は graphicx パッケージ専用のオプションと思っていて、ずっと
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
のようにしていたのと、 EPS 形式以外の画像ファイルは、platex にかける前に
ebb aaa.png
などとして BoundingBox の情報を取り出しておく必要がありました。なのでそれが面倒なので、画像ファイルをいちいち GIMP などで EPS 形式に変換していました...
TeX Wiki の記事によると TeX Live 2015 以降でこのようになっていたようです。便利にしてくださった方々に感謝です。
環境
- CentOS Linux release 8.3.2011
- TeX Live 2020 (本家配布の ISO ファイルを使用してインストール)