2021年4月29日木曜日

LaTeX 文書に PNG 画像を取り込む

知っている人には常識かもしれませんが、LaTeX 文書に PNG とかの画像ファイルを取り込むとき、

\documentclass[dvipdfmx]{jarticle}
\usepackage{graphicx}

のように \documentclass{} のオプションに "dvipdfmx" を書いたうえで、文書中に

\includegraphics[width=5cm]{aaa.png}
などと書いて
platex a.tex
dvipdfmx a.dvi

で a.pdf ができ、無事 aaa.png が文書に取り込まれます。

私の(昔の)知識では、"dvipdfmx" は graphicx パッケージ専用のオプションと思っていて、ずっと

\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}

のようにしていたのと、 EPS 形式以外の画像ファイルは、platex にかける前に

ebb aaa.png

などとして BoundingBox の情報を取り出しておく必要がありました。なのでそれが面倒なので、画像ファイルをいちいち GIMP などで EPS 形式に変換していました...

TeX Wiki の記事によると TeX Live 2015 以降でこのようになっていたようです。便利にしてくださった方々に感謝です。

環境

  • CentOS Linux release 8.3.2011
  • TeX Live 2020 (本家配布の ISO ファイルを使用してインストール)

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